9.42017
サードプレイスの重要性

【友人の結婚式がありました】
先々月に高校の男子ソフトテニス部の同級生の結婚式がありました。
あれからもう1ヶ月が経過したのかと気付き、
「なんて日だ!」と時間のスピードの速さに驚愕をしていた今日この頃。
その時に新郎側で出席していたのは、高校の友人が多く、
またソフトテニス部の枠が一番多くあり、改めて仲の良い部活だったと感じることができました。
それほどに親密になれているのは、部活の活動だけでなく、
勉強から人間関係から恋愛まで、ありとあらゆることについて毎日のように話していたからだと思います。
彼らがいたからこそ、自分自身もソフトテニスや囲碁に熱中できましたし、何より高校生活を楽しむことができました。
しかし中には自分と気の合う仲間と出会えず、
学校生活をつまらなく、さらには苦痛に感じてしまっている子もいるということを最近のニュースで知りました。
自分の世界がそこだけだと思って閉じてしまうと、 解決策が見当たらず、とても苦しい心情になってしまう。
これは想像し難い痛みだということです。
そういう子どもたちに伝えなければいけないこととして、
「自分にとって心地よい出会いというのは、 けっして同じ職場や学校だけで生まれるものではない」ということがあります。
家庭でもなく、職場でもなくまた別の場所、 自分にあったサードプレイスを探しさえすれば、 きっと自分の世界を広げてくれるような出会いがあるはずです。
そしてそれを大人は伝えていかなければならない。
いくら子どもたちがスマホを当たり前のように使う時代とはいえ、自分だけで新しい居場所を見つけるのはとても大変です。
そもそも知らないことについては、想像ができないのですから。
もちろんワードが思い浮かばなければ検索もできませんし。
大人たちが「世の中の仕組み」について、自分が知っていることを、しっかりと次の世代に、日頃から伝えていくことが大切だと感じます。
もちろん価値観を強いるためではなく、 次の新しいものを創造するためです。
僕も、囲碁でも「社長のなり方」でも、自分ができることを通じて、もっと色んな世界があることを発信していきたいと思っています。