2.182023
YouTube動画を撮るカメラについて

何で撮影するか
YouTube動画を撮り始めるにあたって、「カメラは何を使えばいいのか」が気になりました。
スマホで撮っている人が多いのは知っていたものの、せっかくなら良いカメラを買った方がいいのかなど、撮り始める前からもやもやしていました。
結論から言えば、これから撮り始める人ならまずはスマホで試してみることをおすすめします。
その過程で「こういう動画を撮りたい」と思うものがあったら、それに合わせた機材を選べばいいかと。
例えば僕は囲碁系の動画を、これまでミラーレス一眼カメラ(動画モードあり)、スマホ、ハンディカムの3つで撮ってきました。
※場所は室内で撮ることが99%です。
それぞれのカメラについて感じたことがあるので、まとめていきます。
ミラーレス一眼(Lumix GF10)
最初はミラーレス一眼カメラを使いました。
YouTubeを始める以前からLumix・gf10という機種です。
画質もよく動画撮影モードもあるので、まずはこれでやってみようと思いました。
けっこういろんな動画で使ってきたのですが、短時間の動画ならこれで十分だと思います。
やはりスマホよりきれいに撮れるので、動画制作の初心者だった自分でも、それなりのものを作れました。
ただし音に関連した点は物足りなさもありました。
GF10では外付けマイクをつけられませんでした。そのため内蔵マイクで集音するしかなく、外で撮ると風の音がけっこう入っていました。
また動画モードで一度に撮れる時間は20分と短めなのも物足りなさを感じた点です。
20分を過ぎてしまう時は一旦録画を止めて、また別ファイルとして撮り始めるという繰り返しでした。
あまり使いすぎるとカメラ本体が熱くなり、少し待たないといけない時もありました。
まぁもともとコンパクトが売りの商品で、動画モードはあまり重視されてないのでこんなものなのでしょう。
写真を撮ることに関しては、持ち運びやすく画質もきれいなので満足です。
もしミラーレス一眼カメラを使って動画を撮る場合には、以下の点を見てみることをおすすめします。
・まとめて撮れる録画時間はどれくらいか
・マイクは付けられるか
・動画モードにしているうちに、カメラ本体が熱くならないか
YouTubeで調べてみれば、たくさんのレビュー動画がカメラの機種ごとにあります。
気になっている機種があればぜひメリット・デメリットを見てみるといいでしょう。
スマホ(iPhoneSE)
iPhoneSEは普段から使っているものです。
上記のミラーレス一眼で撮ることがほとんどでしたが、本体が熱くなって撮影を中断しないといけなくなった時にスマホを使っていました。
ミラーレスの熱が引くのを待ってもよかったのですが、待つ余裕がないスケジュールの時はスマホにしていました。
画質はミラーレスよりは劣りますが、スマホだけで見ればぜんぜん問題ありませんよね。
むしろ高画質と思っていいです。ピントも合わせてくれますし、明るさも調整してくれます。
音質もいいですが、より良い音にしたいなら、スマホ専用の外付けマイクなどもたくさんあるので、それを使ってみると改善されるでしょう。
僕はたまたまカメラを持っていたのでそちらを使いましたが、もしカメラを持っておらず、これからYouTubeを始めようとしている方は、まずはスマホをおすすめします。
ハンディカム
SONYのHDR-CX680を買いました。外付けマイクと合わせて5万円ほどでした。
ミラーレス一眼での撮影でネックだった録画時間がこれで解消されました。
この機種はフルハイビジョン(フルHD)でしか撮れません。もっときれいな画質で撮りたい場合には、4Kも対応しているものでないと厳しいです。
それでもこれを選んだのは、普段見ているYouTuber(チャンネル登録者10万人)が使っていることが分かったからでした。
この人ですら4Kを気にしてないなら、自分もこれでいいやと思ったのです。価格は5万円ほど変わったと記憶しています。
4Kが撮れないことに後悔はありません。まず自分が4KでYouTubeを見る機会がないですし、4Kだと動画ファイルのサイズが大きくなってしまい、編集するときに少し重たくなっていたと思います。
YouTubeだけでなく、家族の思い出を残すことなど他にも目的がある場合には4Kが撮れるものの方が色々と便利かもしれません。
あくまでYouTubeだけならフルHDで満足という感想です。
ちなみに僕は今もこのHDR-CX680を使って撮っていますし、これからしばらくは使い続けるでしょう。
まずはスマホで撮影してみよう
冒頭でも書きましたが、これからYouTubeを始めるという方は、まずはスマホで試してみることをおすすめします。
良いカメラを使っている人を見ると、つい自分も真似したくなりますが、おそらくその人たちも最初はスマホで間に合わせていたはずです。それでも人気が出たということですね。
カメラを1台買うのはけっこう高価な買い物になると思うので、焦る必要は全くありません。
動画撮影に慣れていく中で、撮りたいタイプの動画が思いついたら、その時に選べばOKです。
自分に合った機材を使って、楽しく動画を撮影しましょう。