4.222020
囲碁を勉強する時の心がまえとは?

まずは3ヶ月続けてみましょう
こんにちは。井桁です。
日々の生活スタイルが変わり、新しい趣味をはじめた方もいるかもしれない今日このごろ。
僕は何か新しいことを取り組みはじめた時、その成果が出てくるまでには、最低でも3ヶ月はかかると思っています。
もちろん、ただ時間をかければいいというわけではなく、実践と反省と改善しながら取り組むのを前提としてです。
昨年はフルマラソンに挑戦しましたが、練習でのタイムが良くなったのは、やはり始めてから同じくらいの時間がかかってからでした。
それまでは目に見えるようなタイムの変化はなく、強いてあげられる変化は、走った後の筋肉痛が和らいでいくくらいしか感じられませんでした。
仕事でもそうですね。
新しいプロジェクトが始まったとしても、すぐに成果が出ることはありません。
小さな試行錯誤を積み重ねていって、3ヶ月経ったときに、ようやく一定の成果が出せいれば良いくらいです。
3ヶ月あれば、いろいろとやり方を試せるでしょうから、出た成果は、それまでの努力に対する評価と言えるでしょうし、
そこで貯まったノウハウは、3ヶ月以降にも、うまく反映できると思います。
取組みのスタート地点から成果が出るまでに時間がかかることは、囲碁でも同じです。
自分の課題がわかったとして、それを意識して対局に臨んだとしても、いきなりうまくできるわけはありません。
ですが、課題克服に向けていろいろやっているうちに経験値がたまり、ある日突然、強くなれたと実感できるようになります。
詰碁や棋譜並べといった、自分ひとりでできる勉強も同じでしょう。
ひたすら集中して取り組んでも、それが力としてついてくるまでには、時間がかかるんです。
「石の上にも3年」といいますが、3年ではさすがに心が折れそう!と思う方もいるでしょうから、まずは「碁石の上にも3ヶ月」と思って、日々コツコツと取り組んでいただければと思います。
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