9.152018
【私の碁歴書】vol.14『上達の約束』
カスタマイズして強くなる
自分で言うのもなんですが初段プロジェクトは、生徒だけでなく、僕にとっても相当ハードでした。
それまでは起業直後の気合で乗り越えてきましたが、いつまでやっていても事業としての先が見えてきません。
レッスンに時間を取られすぎてしまって、営業活動まで手を回せなかったのです。
2017年9月頃に、今後どのようにしていくのがいいかについて、根本明さんに相談したことがありました。
根本さんはインターネット対局サイト 石音の代表として、10年以上も経営されてきた方です。
ネット碁では、ハンドルネームでアカウントをつくることがほとんどですが、石音の特徴は「実名制・顔写真つき」でないと登録できません。
※Facebookよりも早くルール化していた(?)
そのためとてもマナーのよいユーザーさんが多く、他のネット碁よりも安心して対局できます。
※無料登録もできますので、詳しくはこちらからご確認ください
根本さんと色々と話した結果、2017年11月から『上達の約束』をはじめることになりました。
初段プロジェクトほどのハードさはないものの、それぞれの方が目標を達成できるようにサポートする少人数制レッスンです。
これまで約40名の方が受講され、中には長く継続してくださる方もいます。
参加した理由を聞くと、ここに来る前までは「講師一人、生徒が多人数」の教室に通っていた方が多いですね。
そういうスタイルの場合は、テーマに沿った大盤解説を30分ほどしたあとで、生徒同士の対局になることがほとんどです。
しかし先生は一人なので、全員の課題を把握できるわけではありません。
また生徒は「何がいけないのか」がそもそもわからないため、うまく質問ができずにもやもやしているということでした。
そういった悩みを解決できるのが『上達の約束』の1つの特徴です。
大人数に対して少人数制を採っているので、教室の時間をすべてその人のために使えます。
同じ棋力であっても、得意・不得意は人によって違いますから、その人がまず解決すべき課題を見極め、しっかりと解決できるようにしています。
また2018年3月からはアマチュアのトップとして活躍している村上深さんにも運営・講師として携わってもらっています。
村上さんはプロと同じくらいの実力があるので、「大会でトップクラスの人と良い結果を残したい」という方や「プロを目指したい」という人まで受け入れられるようになりました。
根本さんと村上さんといっしょに動くようになったことで、ぼくだけでは教えられない範囲までサポートできるようになりました。
本当にありがとうございます。
『上達の約束』は「すべてをあなたにカスタマイズする」をテーマに、これからもサポート体制を磨いていきます。
もし興味あれば、いつでもご連絡ください。
お問い合わせはこちらのページ下部からお願いします。
ここまで書いてきた【私の碁歴書】シリーズは次回がラストです。
さいごまでよろしくお願い致します!
※過去の記事はこちらから
・【私の碁歴書】vol.1
・【私の碁歴書】vol.2『大学受験に失敗〜文化系のサークルを探す〜』
・【私の碁歴書】vol.3『囲碁研究会にて青春を謳歌〜』
・【私の碁歴書】vol.4『1人ではつまらない』
・【私の碁歴書】vol.5『囲碁を通じた出会い』
・【私の碁歴書】vol.6『カフェに行ったら碁盤がある』
・【私の碁歴書】vol.7『決意のきっかけ』
・【私の碁歴書】vol.8『エクストリーム囲碁』
・【私の碁歴書】vol.9『2015年5月15日』
・【私の碁歴書】vol.10『初段プロジェクト』
・【私の碁歴書】vol.11『囲碁を知ってもらうイベント』
・【私の碁歴書】vol.12『囲碁ステッカーをつくる』
・【私の碁歴書】vol.13『生徒さんと一緒に』