9.162018
【私の碁歴書】vol.15『これから』

夢を1つ叶えました
起業を考える前から出場してみたい大会がありました。
それは毎年2月下旬に開催されるジャンボ囲碁大会という団体戦です。
囲碁の大会はたくさんありますが、ほとんどが個人戦です。
団体戦は日本棋院主催のものだと年に3,4回くらいしかありません。
ジャンボ囲碁大会はその中でもっとも規模が大きい、【15人1チーム】という、その名の通りジャンボな大会です。
大学時代もそうでしたが、「団体戦」という響きにどうも燃えやすい自分。
この大会に知り合いと出場できたら、どんなに楽しいかと思っていました。
出場することが会社の業績に結びつくわけではありませんが、 「ジャンボ囲碁大会に出場する」という目標は、活動のモチベーションアップにもなっていたと思います。
そしてこれまで書いてきたような活動を重ねていく中で、ついに2017年2月の大会で初出場できました。
人気な大会なので強い人が集まりやすく、勝ち星をあげるのは大変ですが、とても楽しく臨めました。
またそのメンバーを中心として、2018年も出場できました。
本当にありがとうございます。
囲碁を打てる知り合いが14人いないと出場できないので、一個人ではなかなか集めるのが難しい。
そういう意味では、僕が楽しむのはもちろんのこと、生徒さんたちの楽しみ方を広げられたかなとも思っています。
碁歴書vol.4『1人ではつまらない』でも書いたように、僕のスタートは「熱心な仲間が欲しい」と思ったことでした。
教室に通ってくれていた方たちと団体戦に出場したり、個人的な囲碁会でも打てる関係をつくれた今を顧みると、4年前の自分が抱えていた悩みはクリアできたと思います。
ならここで今の仕事を辞めてもいいのかというと、けっしてそんなことはありません。
昔の僕のような、楽しみたいのに仲間がいない「囲碁難民」がもっといるはずです。
そういう方たちに楽しんでもらうには、どうすればいいかをこれからも考えていきます。
ここまで【私の碁歴書】として自分の活動歴を15回に分けて書きました。
これからもより多くの方に囲碁を楽しんでいただけるように、頭を使いながら動いていきます。
これを読んでくれた方、ここまでありがとうございました。
イベントや教室などでお会いできる日を楽しみにしています。
(おわり)
※過去の記事はこちらから
・【私の碁歴書】vol.1
・【私の碁歴書】vol.2『大学受験に失敗〜文化系のサークルを探す〜』
・【私の碁歴書】vol.3『囲碁研究会にて青春を謳歌〜』
・【私の碁歴書】vol.4『1人ではつまらない』
・【私の碁歴書】vol.5『囲碁を通じた出会い』
・【私の碁歴書】vol.6『カフェに行ったら碁盤がある』
・【私の碁歴書】vol.7『決意のきっかけ』
・【私の碁歴書】vol.8『エクストリーム囲碁』
・【私の碁歴書】vol.9『2015年5月15日』
・【私の碁歴書】vol.10『初段プロジェクト』
・【私の碁歴書】vol.11『囲碁を知ってもらうイベント』
・【私の碁歴書】vol.12『囲碁ステッカーをつくる』
・【私の碁歴書】vol.13『生徒さんと一緒に』
・【私の碁歴書】vol.14『上達の約束』