8.312018
【私の碁歴書】vol.9『2015年5月15日』

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※過去の記事はこちらから
・【私の碁歴書】vol.1
・【私の碁歴書】vol.2『大学受験に失敗〜文化系のサークルを探す〜』
・【私の碁歴書】vol.3『囲碁研究会にて青春を謳歌〜』
・【私の碁歴書】vol.4『1人ではつまらない』
・【私の碁歴書】vol.5『囲碁を通じた出会い』
・【私の碁歴書】vol.6『カフェに行ったら碁盤がある』
・【私の碁歴書】vol.7『決意のきっかけ』
・【私の碁歴書】vol.8『エクストリーム囲碁』
会社を設立しよう
2015年1月から独立して働き始め、5月15日にIGOホールディングスを設立しました。
「100年に一度の囲碁の年・囲碁の月・囲碁の日」ということで、自己紹介のたびに一つのネタとして使っています。
会社のロゴも作りました。
見た目はただの囲碁っぽいロゴですが、ちゃんと意味があります。
僕らのビジョンは、【学びの空間と、多様なつながりを生み出し、『知的な出会い』を提供し続ける】です。
『知的な出会い』とは、年齢・性別・言語・ 国籍・人種・身体能力という6つのコミュニケーションの壁を取り払った対等な出会いのことです。
囲碁を使って、そんな出会を作り出していきたい。
そう思って、ロゴを六角形にしました。(囲碁の「亀の甲」のように、影響力を持ちたいという思いもこめています)
また緑色にしているのは、色の意味が「調和」だからです。
囲碁が「相手よりも少しでも陣地が多ければいい」というポイントで勝ち負けが決まるので、そこに近いと思って緑を選びました。
黒石(緑石)が右上にあるのは、囲碁は碁盤の右上から打つのが礼儀とされているので、そういう配置にしています。
会社の方向性は、現状の囲碁ファンがご年配の方で大半を占めている現状を変え、現役で働いている世代にもっと囲碁を知ってもらうことにしました。
囲碁事業者は多くあれど、若者へアプローチしているところはほとんどなかったので、そこが自分たちのやりたいことと、業界に欠けていることの重なると思っています。
ただし今思えば準備不足は否めません。
5月15日に合わせて勢いだけで起業してしまったので、お客さんもあまりいない状況でスタートしてしまいました。
あと半年ちゃんと準備して「2015年11月15日(良い囲碁の日)」でも良かった気がします(笑)
※この碁歴書はおそらくあと5記事くらいで終わると思います。
(続く)