上達のヒントは「型破り」にあり

基本対応ができるようになったら・・・

級位者の頃は基本対応を考えることに必死ですが、
ある程度強くなると大きなミスはなくなってきます。

部分的な死活についても、
もう一手守りが必要かどうかは感覚的にわかりますし、
最悪そこに一手かければ簡単に生きれます。

上級者が初段を目指したり、
有段者が高段者を目指すなど、

基本対応ができるようになった方が
さらなるステップアップを目指すならば、

それまで学んできた型を破ってみましょう。

当たり前のように打っていた基本対応をあえて崩してみるのです。

囲碁で勝つには、
相手よりも少しだけ効率よく打つ必要があります。

言い換えれば、

一手ごとの平均点が1点でも高いほうが勝つということです。

基本に忠実な手であればミスはなくなるため、
100点満点中、70点はとれるでしょう。

しかしこれからはその点数を
71点,72点,73点,・・・と、少しずつでも高めていく姿勢が求められます。

 
もちろん突拍子もない手でなくて大丈夫です。

「基本に従って打つと二間ビラキだが、三間まで広げたらどうなるのか」

「小ゲイマが基本と教わったところを、大ゲイマにしたらどうなるのか」

など、目安としては普段よりも一路となりの手を考え、
それを積極的に試してみる。

愚形と呼ばれるアキ三角が好手になることもあるように、
うまい手を思いがけず見つけられることは多々あります。

一手一手と向き合い、
基本を自ら崩してみることでまた新しい発見があるはずです。

また基本対応がなぜ大事なのか、
その手の意味を見直すきっかけにもなると思います。

上達のヒントは「型破り」にあるのです。