11.202020
秀策のお墓参りへ

広島県は因島へ
先日は広島に旅行してきました。
その中で尾道市にある「本因坊秀策 囲碁記念館」に行きました。
僕は秀策の棋譜をよく並べてたので、ここに行くのを楽しみにしていました。
館内では秀策の棋譜が載っているものや、周囲の人に宛てた手紙といった展示物を見られます。
数はそんなに多くないですが、やはり思い入れのある人なので、一つひとつから色々と感じることがありました。
今でいうプロ棋士として活躍し、その才能は多くの人に刺激を与えていたでしょう。
本因坊秀和が書いた、秀策が亡くなったことを知らせる手紙を読んだ時は、胸にこみ上げるものがありました。
また近くにある秀策のお墓にも行ってきました。
これまでの感謝を伝えるとともに、僕のまわりにいるすべての方の棋力向上をお願いしてきました。
旅行をきっかけに、秀策をまた一段と好きになれました。
今までは棋譜を並べるだけでしたが、こうして盤外のことにも触れたことで、秀策がどんな人だったのかをより学べたからです。
大きく言えば、囲碁がさらにおもしろくなりました。
博物館がある棋士はなかなかいませんが、考え方だったり半生を描いた本を出している棋士はいます。
盤上だけでなく、盤外のことも触れてみると、また違った囲碁の楽しみ方を見つけられるかもしれません。