囲碁を教えるにあたって

2つのポイント

囲碁を教えることを仕事にしています。

それまでまったく経験したことがない方や、
長く囲碁を楽しんできて、もっとステップアップしたいという方まで、
何人に教えてきたかわかりません。

かっこよく言えば、数百人に教えてきたと言ってもいいでしょう
(千人とは言わないこの謙虚さ)

 
教える生徒さんの実力は違っても、
共通して気をつけていることが大きく2つあります。

1つ目は知識を一方的に渡しすぎないということ。

知識とは、ただ渡すだけではだめで、
その人が受け取れるキャパを把握して、
少しずつ、少しずつ渡していくことが大切。

キャパを越えて渡すと情報の消化不良に陥り、
けっきょく何も身につかないということが多い。

それよりも渡したいことを渡すべきタイミングで渡す。
一つひとつの知識の関連性をわかってもらう。

大事なのは、こちらがどれだけ渡したかではなく、
生徒さんがどれだけ前進できたのかです。

 
もう一つ気をつけているのは、
教えるときにどうすればこの時間が、感動できるものになるかということ。

感動とは、心が動く瞬間。
課題克服の方法や、新しい視点を見つけたときなど、
「ハッ!そういうことか!」と気づく瞬間にあります。

僕が教えるからには、
そういった心が動く時間を少しでも多くしていきたい。

課題を克服するために、どういう知識が必要なのか、
こちらはちゃんとわかっています。

しかし感動なくして定着なし。
どうやって伝えればより印象に残るかを工夫することが
教える立場にある人全員に求められることだと思います。
 

囲碁でもなんでも、何かを教えるときには、
・知識を一方的に渡しすぎない
・感動できるものにすること

常にこの2つを大切にしていきます。