4.172018
井桁の原体験をサービスに映していく

昔の井桁を救済するサービス
僕が囲碁の仕事に関心をもったのは、学生の頃の囲碁を楽しむ環境と、社会人になってからの環境の差に不満をもったことがきっかけでした。
学生時代は熱心な仲間がいて、目標とする大会もあってがんばれました。
年に2回あった団体戦は、程よくモチベーションを維持してくれる目標でした。
しかし社会人になってからはまず目標とする大会がない。
(宝酒造杯も今ほど盛り上がってなかった)
そして何より勉強熱心な仲間がいない!
学生時代の仲間ともそんなに頻繁に会えるわけではない。
そうなると都内の碁会所に行くくらいしか選択肢がありませんでした。
碁会所のメインのお客さんはご年配の方が多く、たいていの場合、対局後の検討をしません。
シニア世代は単純に楽しみたいという方が多いので、もちろん仕方のない部分もあります。
しかし強くなるために検討が欠かせないことは実感していたので、そこに不満を感じるようになりました。
その気持ちが強くなっていくに連れて
「棋力関係なく、もっと勉強熱心な人たちと囲碁をしたい!」と思うようになり、「ないなら自分でつくる」と活動に関心をもちはじめたのです。
僕が提供していくサービスは、当時の自分を救うようなものにしていきたい。
当時の自分のような人は、今もたくさんいるはずです。
都内であれば碁会所もそれなりにありますが、地方はさらに限られた環境の中で楽しむしかないと思います。
日本全国・どこでも距離に関係なく、
囲碁をもっと気軽に楽しめるようなサービスをつくっていきたいと思っています。