2.92023
習い事の先生がYouTubeを始めるとしたら【2023年2月時点】

祝・チャンネル登録者1000人
2022年11月にYouTubeのチャンネル登録者数が1000人になりました。
*井桁健太の囲碁チャンネル
「チャンネル登録者1000人」は広告収益を得られるようになるため、多くの人が掲げる目標だと思います。
僕の動画ジャンルは【囲碁】。
良い打ち方や、おすすめ書籍の紹介など、囲碁を学びたい人に向けた動画を作ってきました。
僕と同じように習い事の先生業をしている方で、YouTubeでの発信に興味ある方は多いと思います。またすでに始めたものの、これからどう向き合っていくか迷っている方もいるでしょう。
この記事では自分の経験を振り返りながら、習い事の先生がYouTubeとどのように向き合うかの考え方をまとめます。
1000人達成にかかった時間
僕は1000人になるまで2年間かかりました。
2020年10月に1本目の自己紹介動画を公開し、2022年11月下旬に1000人に到達しました。
YouTubeは伸びるまでに時間がかかるとは聞いてましたが、実際に経験してみると本当に長かった。
ただ補足すると、僕は動画を定期的に公開できていません。
2020年に何本か作って間が空き、2021年8月から再開。そして時間がある時期に動画をぽつぽつ公開していきました。
定期的に更新することが、動画を伸ばすためのポイントと言われているので、1週間に1本みたいな頻度で公開できていれば、もっと早く達成できたかもしれません。
ちなみに動画編集は自分でやりました。
外注した方が早いのでしょうが、個人的に編集に興味があったのでやってみました。慣れない作業は大変でしたが、それでも楽しく取り組めたと思います。
伸びない時期の乗り越え方
よほど有名な人を除き、始めたばかりの頃はほとんど伸びません。
そのため登録者数や再生数ばかり気にしないほうがいいでしょう。挫折する人の一番の理由も、理想と現実のギャップだと言われています。
そこで僕は、本業のレッスンサービスがより充実するような動画を作るようにしました。
例えばある生徒さんにレッスンしたら、その人の復習教材となる内容をネタにしていったのです。
動画ができたらすぐに生徒さんに案内しました。
YouTubeは誰が見ているか分かりませんが、生徒さんには必ず喜んでもらえるので、再生数が伸びずとも作る甲斐がありました。
喜んでもらえれば、レッスンをリピートしていただくことにもつながります。それは立派な動画からの売上です。
YouTubeを自身の認知拡大のための発信ツールと捉えている先生がいたら、一度考え直してみることをおすすめします。
それよりも既存サービスの充実のための動画と位置づけた方が、伸びない時期をあまり気にせずに乗り越えられるでしょう。
1人が喜ぶ動画は、同じ課題を抱える人たちにも喜んでもらえます。そういう動画を積み重ねていければ、少しずつでも再生数は増えていきます。再生数が増える動画が多くなれば、最初の段階を自然にクリアできるはずです。
どのような動画を作ったらいいか迷う時もあるでしょうが、ヒントは身近な生徒さんが持っているのです。
参考にしたYouTuber
僕が囲碁を教えているように、世の中にはYouTubeを教えている人がいます。
動画を作るにあたっては、YouTubeマスターDさんという方のチャンネルを参考にしました。
Dさんは始めたばかりの頃の心構えや、1000人までのロードマップなど、YouTubeのあらゆる悩みについて話してくれています。おかげでYouTubeの仕組みを理解できましたし、精神的な支えにもなりました。
他の方のチャンネルはほとんど見ていません。1000人まではYouTubeの基礎固めの段階だと思うので、1人の先生に教えてもらうのが良いかなと判断した次第です。(複数の先生に教えてもらうのは意外と良くないことを、皆さんも知っているはずです。)
コツコツ続けよう
YouTube後発組がこれから動画を伸ばそうと思ったら、ある程度の労力と胆力が求められます。
でもそれが億劫に感じるからといって止まっていては、何も変わりません。
YouTubeはコツコツ続けることが大切なので、再生数を気にせず、目の前の動画づくりに集中することがポイントだと思います。
そのためには上述のように、自分の既存サービスを充実させたり、今いるお客さんに喜んでもらうためのものと位置づけるのがおすすめです。
YouTubeを活用しながら、自身のビジネスを充実させていきましょう。