12.52018
荒木杯ペア碁大会に出場しました(後編)

初勝利なるか
*前編は【こちらのリンク】から読めます
2連敗して迎えた3局目。
相手は小学4年生の男の子と女の子のペアでした。
子供の碁が相手となると少し対応が変わってきます。
大人は石を取られることを気にしてしまうのですが、子供はそれよりも、相手の石を攻めることに楽しさを感じます。
自分の状況がどうであれ、ガンガン攻めてくるのです。
対局がはじまり、序盤の布石ではこちらが模様をはり、子供は陣地を稼ぐような展開になりました。
こうなると気にしないといけないのが、彼らが陣地を荒らしてくるときにどのような対応ができるかということ。
僕はなんとか対応できる自信がありますが、ペアのOさんが、慣れない子供の手にどれくらいじっくり対応できるかが問われます。
しかし僕の心配は杞憂に終わりました。
子供の着手に迷いながらもしっかりとした手を打ち、全局で崩れずにOさんが対応してくれたのです。
そのままなんとか逃げ切って、ついに初勝利!
僕にとってはペア碁大会初勝利。
そしてOさんにとっては1年ぶりの白星になりました。
最終局は惜しくも負けて1勝3敗でしたが、4局とも内容の充実した対局で、とても楽しめました。
大会後にはパーティが催され、知り合いの方や久しぶりにお会いする方など、多くの方と話せました。
またプロ棋士の方々も多く来られていて、羽根直樹先生とも写真を撮ってもらえました。
来年もまた出場したいと思います。
Oさん、貴重な機会をお誘いいただきありがとうございました!