2.182017
初段プロジェクトって何をしているのか
【三ヶ月で囲碁初段プロジェクトって何をしているの?】
13日から募集を開始した【三ヶ月で囲碁初段プロジェクト・第五棋生】ですが、早速お申込みをいただいております。
今回は3月22日〜6月25日までの3ヶ月間です。新しいことにチャレンジする時期にちょうど良いと思いますので、興味ある方はぜひご検討ください。
さて、よく聞かれる質問として、
「初段プロジェクトって何をしているの?」
という碁質問があります。
「名前はかなりのインパクトがあるから、よほど秘密のトレーニングをしているのか。」
と思っている方が多いのですが、実はそんなことはありません(笑)
決して難しいことをせず、
基本的な勉強方法を、短期間で集中して取り組むことが、上達につながるのです。
【上達できない理由は、脳内デスクトップが複雑になってしまうから】
囲碁の勉強方法は、大きく言って
・対局(実際に相手と打つこと)
・問題を解く(詰碁や手筋など)
・棋譜を並べる(プロの試合記録を掲載したものを並べて、頭よりも身体で覚える)
の3つがあります。
現在は様々なところで囲碁教室が開講されていますし、
また専門的な棋書もたくさんありますので、上記3つとも、取り組める環境については問題ありません。
しかし、
「そもそも自分がどういう課題を抱えているのか」
を明確に把握できていない状態で、
あれもこれも手をつけてしまうと、棋力に見合っていないほどの頭でっかち状態に陥ってしまい、
頭の中の脳内デスクトップにたくさんのファイルがある状態になってしまいます。
実際、棋書には課題を解決するための方法が掲載されていますが、
そもそも自分の課題が明確になっていないければ、それは単に知識を入れただけに過ぎず、
本当の意味で活用できないというのが事実です。
棋力が強い人ほど、それらのファイルがまとまってフォルダ化され、デスクトップが綺麗な状態にあるからこそ、
局面に応じて適切な対応ができるのです。
この【脳内デスクトップが複雑化してしまうこと】が、
上達がなかなかできない時の問題であることが多いです。
そしてその整理をするためには、
自分よりも強い人にたくさんの対局を見てもらって、フィードバックをもらうことが必要となります。
【対局後の検討をどれだけ早くこなせるか】
初段プロジェクトではリアルな場だけでなく、オンライン上のツールも活用しながら、
プロジェクトメンバーの方々の対局を、
講師が素早くチェックして共有できる環境作りをしています。
一局の中で生じた疑問点を早く解決することができれば、
一局あたりの生産性も高めることができ、次の機会につなげることができます。
3か月で目標達成のために必要な要素を、パッケージ化したものが初段プロジェクトですので、
囲碁に触れてきた方でも新しい感覚を体感できるはずです。
ここまで、初段プロジェクトでは決して難しいことをしているわけではなく、
短期集中での目標達成のために、必要な環境整備をしていることをお伝えしました。
熱い挑戦者からの参加をお待ちしております!